「音」楽に「専」らのめりこみ「満」足と「充」実を多視点から伝えるブログ
 
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cinema staffのニューアルバム『eve』いいよいいよ。ワンタンマガジンでレヴューかきました。最初聴いたときは「これインタヴューしてたらわたしいつも以上に感動が渋滞するどころか暴走して玉突き事故でぐちゃぐちゃになってたな」と思ったんですけど、何周もしてるうちにインタヴューしたくてたまらなくなりました。

今回のアルバムはシネマ史上最も垢抜けています。都会の音です。でも岐阜&犬山スピリットは核に大きくあります。だからすごく魅力的なのです。

初期衝動が作るものや、若者の感受性には勝てないとか言ったりするし、そういうところもあるかもしれないけど、それを「衰えるものだ」と諦めてしまうのは粋じゃないなと思うのです。手を抜かずにいろんな経験をちゃんと血肉にしたとき、若さだけでは出せない美しさがある。シネマの音楽もそれだなと思います。

辻さんのギターはどんどん色気増してるな〜と思うし、久野さんのドラムはもともと曲の情景を描くのがうまいけど、『eve』はそれだけでなくて久野さん自身の気持ちがちゃんと乗ってる気がする。飯田さんは綺麗な声が特徴だけど、「境界線」では吐き捨てるような感じで歌うとこめっちゃかっこよくて、音ともシンクロしてる。腹黒お兄さん感がヴォーカルにも……!! いいね!! 三島さんのベースも引くところは引く、出るところは出る、が、いままででいちばんあるような気がします。

ちなみにわたしが特に好きな曲は「境界線」と「somehow」です。「希望の残骸」と「overground」は言わずもがな。シネマはリード曲がいつも超いい。半分はいままで聴いたことある曲だけど、それでもアルバムとして楽しんで聴けるのは、きっとアルバムを見据えたうえでアルバム曲を作ったからなんだろうなとも思います。

ブルプリでああやって「こうなっていきたい」という青写真をおもいっきり吐き出せたから、こうやって新しいチャレンジができたんじゃないかな。だから新しい仲間を増やす、そういう余裕が生まれた作品だと思っています。ブルプリがあったから、お客さんとシネマの結束は強くなったと思うし。そういう着実に進んでいく感じがまた、いいんですよね〜。シネマは〜。

このアルバムは「YOUR SONG」で振り切ったことができたから作れたものだと思うし、このアルバムを完成させられたことで、きっとメンバーも大きな自信がついたのではと思います。インタヴューしてないから詳細はわからないけれど。いや〜、これはツアーに大期待。OOPARTS 2015以来シネマで泣いてないので、泣けるはずだと信じてやまない。

学生時代から聴き続けてるバンドだし、シンメトロニカとブルーと水平線はまじで名盤だと思ってるけど、学生時代よりいまのほうがシネマのこともっと好きだし、シネマはあのときよりも魅力的なバンドだと思う。

いままでシネマを聴いたことなかった人にも聴いてほしいアルバムです。

と、ただのファンみたいな(というかただのファンな)ブログを書いてしまった。やっぱり好きなバンドはわたしにとってヒーローなんですよね。ヒーローの前ではわたしはどうしたってヒーローに憧れる小学校5年生男子なのです。そういう気持ちにさせてくれるバンドがいるということは、本当に幸せなことです。とにかくあれだ、長々書いたけど言いたいことはひとつです。みんな『eve』聴こう。まじで。
【2016.05.16 Monday 22:09】 author : sayako oki
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