「音」楽に「専」らのめりこみ「満」足と「充」実を多視点から伝えるブログ
 
2018年3月分お仕事リスト
いろんな編集者さま、アーティストさま、演者さまとお仕事させていただけたらうれしいです。ご連絡お待ちしております。
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◆STER EDGE 006(3/29発売)
【インタヴュー】
「Toshiya's Creativity」内 DIR EN GREY Toshiya氏人生振り返りインタヴュー

◆株式会社キョードーメディアス
【プレスリリース】
槇原敬之、自身最大級規模の全国ツアー開幕!早くも追加公演を発表

◆DI:GA online
【インタヴュー】
さらなる進化を目指した作品制作。新しいスタートを切ったBenthamは、いまなにを思い、ライブツアーにどう挑むのか?
【ライヴレポート】
DISK GARAGE MUSIC MONSTERS -2018 winter- 総括レポート!

◆BARKS
【インタヴュー】
みそっかす、10年かけてたどり着いた“本当の原点回帰”
【ライヴレポート】
GIRLFRIEND、「絶対売れるんですよ!絶対に東京ドームとかに立てる自信があるんです!」

◆ニジ★スタ
【インタヴュー】
へこたれずに努力して、自分にしかできないことを探していく――TVアニメ『メルヘン・メドヘン』OP主題歌 fhánaインタビュー(前編)
3曲とも“自分の居場所にまつわる話”――TVアニメ『メルヘン・メドヘン』OP主題歌 fhánaインタビュー(後編)
【ライヴレポート】
みなさんへの感謝の想いを音楽で伝えていきたい――Wataru Hatano Live Tour 2018 “LIVE KING & QUEEN”中野サンプラザ「LIVE QUEEN」レポート
【収録レポート】
岡本信彦 営業部員が浪子&吉江と都内新居探し――Kiramuneカンパニー#23 収録レポート

◆Skream! 2018年3月号(3/1発行)
【インタヴュー&ディスクレヴュー】
SpecialThanks『HEART LIGHT』
【ライヴレポート】
ゲスの極み乙女。 pre. @新木場STUDIO COAST
(act : ゲスの極み乙女。/indigo la End/DADARAY/小籔千豊&野生爆弾くっきー)
【ディスクレヴュー】
WOMCADOLE『今宵零時、その方角へ』
あゆみくりかまき『大逆襲』
BiSH『PAiNT it BLACK』
【連載コラム】
・アブストラクト マイライフ vol.56
2月公開のa flood of circleインタヴューについて

◆skream.jp
【インタヴュー&ディスクレヴュー】
WOMCADOLE『今宵零時、その方角へ』
あゆみくりかまき『大逆襲』
BiSH『PAiNT it BLACK』
GOODWARP『BOY』
【ライヴレポート】
HIGH BEAM RECORDS pre.@渋谷Star Lounge
(act : Maxn/PARKLIFE/PICKLES/フラスコテーション)

◆gekirock.com
【インタヴュー】
BULL ZEICHEN 88『アルバム2』

◆ONE TONGUE MAGAZINE
【インタヴュー】
流行に乗るよりは生み出したい――現在のバンドシーンに違和感を覚えるMade in Me.の“なるべくしてなる”論
【コラム】
就職できなかったフリーランスライターの日常(1)書くこと
【2018.03.30 Friday 15:43】 author : sayako oki
| 月別お仕事一覧 | - | - |
WOMCADOLE『今宵零時、その方角へ』インタビュー
スクリームさんにて、WOMCADOLEの1stフルアルバム『今宵零時、その方角へ』のインタヴューを担当しました。
http://skream.jp/interview/2018/03/womcadole.php

WOMCADOLEのインタヴューは2回目。初対面は『今宵零時〜』にも収録されているシングル『アオキハルヘ』のインタヴューでした(厳密に言うと樋口さんとはその前に一度対面しているんだけど)。もしよろしければこちらも読んでね。

WOMCADOLEについてはワンタンマガジンでも2017年ベストアーティストとして取り上げていて、こちらの本文中にはわたしが思う彼らの秀でているところを列挙しております(さっき読み返してみたけどなかなかいいテキストだった←自画自賛)。2017年、彼らは2010年代後期のギター・ロックのセオリーやカテゴリーから脱し、オリジナリティへの第一歩を踏み出しました。『今宵零時、その方角へ』では、現段階でのそれが高い温度で封じ込められていると思います。

ひとりのフロントマンが圧倒的なカリスマで、あとのメンバーはそれについていく――そういうスタイルのバンドも多いかと思います。だけどわたしはなんせ中学時代にBLANKEY JET CITYとTHEE MICHELLE GUN ELEPHANTで育った世代なので、メンバーの個性やキャラクターがぶつかり合うことでひとつのものを作り上げる、互いの個性が互いを高め合うバンドに魅力を感じてしまいます。思い起こせばThe BeatlesやThe Rolling Stonesだってそうじゃないですか。昔もいまも、第一線でロックやロックンロールをやっているバンドって、そういうバンドだと思うんです。

『今宵零時、その方角へ』はいままで以上にメンバーそれぞれの異なる個性が強く出たものでした。だからこそこのアルバムでは、みんながみんな自分の得意分野や好きな音を伸ばすことができていて、「あいつやるやん、俺も負けてられへんわ」って、全員が思えたんじゃないかな。4人の音像のうごめきが格段に上がっている。まじでONE PIECEみたいなやつらです。

樋口さんが全曲解説をするだろうなと思ったので、曲そのものを掘るのはそちらに任せて、わたしはインタヴューで「彼らは『今宵零時、その方角へ』をどんなアルバムにしたかったのか」を具体的に探っていきました。というわけでこのブログではちょっとソングライティング面について思うことを書いておきます。

今作の楽曲はこれまでとは違い、彼そのものが主人公になった楽曲ばかりではありません。だがその主人公、かなり彼と性質は近い。アルバム13曲を通して綴られているのは、愛を欲し、愛に飢えた男の人生のひとかけら。愛を求めて夜の街を彷徨うも、なかなか愛する人にも出会えず、愛したい人が現れたとしてもその想いは届かず、ある女からは「つまらない5番目の男」と言い放たれ、なにかやらかして逃げている最中、とある店に迷い込んで59630円もぼったくられ、踏んだり蹴ったりです。虚無を抱えたその男は、少しずつ過去のことや、自分の内面を見つめ直します。それがアルバムの終盤、クライマックスとエンドロールです。ラストに控える【独白】【21g】【馬鹿なくせして】の3曲が進むごとに、主人公のなかに潜んでいた樋口侑希の心の声が表に溢れだしてきます。

わたしが彼と会話をしたのはこれまで2、3回だけど、彼の作る音楽や歌を聴き、彼の綴る言葉を読んでいてつくづく思うのは、彼が感性そのもので生きているということ、野性的で素直で純粋であるということです。それゆえに目の前に起こる物事によって瞬時にハッピーにもなるし、はたまた人生終わりだと思ってしまうほどの絶望を感じたりもする。ネガティヴなときもあれば、ポジティヴなときもある。【アオキハルヘ】に綴られていたようにただひとりの人を想い続けた強い気持ちもあれば、【頂戴】のようにコロッと“若い女のお色気誘惑”に負けることもあるのかもしれない。意識していないところでもいろいろ感じているくらい、感性が鋭い人だと思います。

彼の作る曲も言葉も声もいつも泣いているようなのは、そして“生きづらさ”を抱えているのは、その敏感さ、繊細さゆえだと思います。“涙”は喜怒哀楽すべての感情の沸点ですからね。ラスト3曲は特に彼の“陰”の部分が色濃い。暗闇のなかに迷い込んで、微かな光を見つけ出すために彷徨い、のたうち回る様が、ダイレクトに伝わってきます。ですがこの“生きづらさ”こそが彼を生かし、彼を音楽へと突き動かすのだろう、とも思います。そんな彼がバンドメンバーという仲間と出会い、彼らとともに音を鳴らし、人生を共にすることにより様々な気づきを得ている――どんなにロマンチックな映画よりも美しく、どんな少年漫画よりも青春じゃないですか。だからこそ「だれかの光になりたい」「迷っている子がいるなら、いま進もうとしている道を信じてほしい。俺でもできたから大丈夫だよ」という言葉にも説得力があるというものです。

樋口さんだけでなく古澤さんも安田さんも黒野さんも音楽に対して思考が吹っ飛ぶほど本気で体当たりして、その瞬間瞬間で湧き上がる喜怒哀楽を音へと落とし込むことができるプレイヤーだと思います。技術が向上することでその表現はさらに鮮やかに色づくでしょう。WOMCADOLEというモンスターは、さらにパワーを増幅させていくことは間違いありません。彼らはこれからもただただ前を向いて、過去を否定せず、過去を繰り返さず、いまの自分に嘘をつかず、過去を超える最高傑作を生み出すべく力を注ぎこんでいくんじゃないかなと思います。関西の端っこ、滋賀から生まれたスーパーロックバンド、まだまだおもんなりまっせ!

JUGEMテーマ:ROCK

【2018.03.19 Monday 19:02】 author : sayako oki
| 音樂(円盤) | - | - |
卒業制作
うちの専門学校の音楽ライターコースの卒業制作はクラスで音楽雑誌を作ることでした。コンセプト立案、取材のオファー、雑誌を作るからなにからなにまでを生徒で考えないといけなくて、わたしは世に出回っている雑誌みたいなことができると思ってたから、その方向性は正直最初はめちゃくちゃ不服でした。

ほかの学校は先生が全部おぜん立てしてくれていることが多く、なんてラクなんだろう!と思いました。生徒が自主でやっていると相手にしてくれない大人も多くて、先生たちが言ってくれればすぐOKもらえるのに、とぶつぶつ不満ばかり持っていました。

でもいまは、あの経験がすごく良かったなあと思っています。「巷にある雑誌と同じことをしても仕方ないでしょう」と言われても「その方法論が支持されているから世に出回ってるんだろ」「まずその方法論を取得させてくれ」と思ってたけど、学生みたいなスキルも経験もない、熱量だけしか持ち合わせていない未熟者が、世に散々出回っている方法論を使いこなせるわけがないんです。若者は、経験豊富な大人が作り上げた枠組みに押し込められるほど手なずけられるものでもないし、そんなに上手にできてない。若い子だけで作るんだったら、若い子たちの感性と思考だけで作ったもののほうが、純度が高くて面白いものになりますと思います。

先生たちはそれを影からそっとアシストしてくれました。決めたものに対してアドバイスをしてくれたり、たまには挑発してきたり。挑発されてブチギレて原稿全部書き直したのもいい思い出です。そのお陰でめっちゃいいものになったし、自分の書きたいことが書けたなとも思います。卒業制作にまつわるいろいろはクソほど大変だったけど、あれは編集の原体験だったなと思います。卒業式当日に完成本が届いたんです。こんな美しいタイミングで受け取れたのも奇跡的。クラスのみんなで「まじで神がかってない? うちら持ってるよね〜!」なんて図に乗ってました。

去年卒論の取材でわざわざ新幹線で1時間以上かけて小田原に住むわたしのもとまで来てくださった大学生さんからご卒業決定のご連絡が来て、そんなことを思い出しました。彼も1年間、就活と卒論に明け暮れたんじゃないかなと思います。卒業制作での経験がいまのわたしの力になっているように、それらの経験や思い出はこれからの彼を支える力になるでしょう。ご卒業本当におめでとうございます。
【2018.03.16 Friday 12:29】 author : sayako oki
| 閑話/寫眞/取材記 | - | - |
近況報告みたいな告知みたいな
こんにちは。ライターの沖です。最近のわたしはちょっと仕事量が半端なくてやばい感じです。なのにブログを書くという矛盾!

■Instagram
最近TwitterとInstagramの住み分けが自分なりにわかってきまして、Instagramはプライベートやパーソナル寄りな感じで投稿する感じに落ち着いています。鍵かけてるんですけど、読者様や友人知人、お仕事関係の方々はもちろん承認いたします。ただ、クソくだらないことばかり投稿してるのでフォローをしてもらうのは非常に忍びないです。それでもいいぜ!っていう方々だけぜひぜひ。しれっと(もちろん問題にならない範囲で)自分に関する情報を先出ししたりしてます笑 アーティストの情報は先出ししないよ! そんなの当たり前だよ!
https://www.instagram.com/s_o_518/

■就職できなかったフリーランスライターの日常
私生活上の親しい人たちからちょこちょこと「ワンタンマガジンでエッセイを書いたらどうか」と言ってもらっていて、それはちょっと自己主張強すぎない〜〜〜???? と思ってやってなかったんですけど、求められているものならばやってみようかなと思い、先日第1回目を公開したら、意外と評判が良くてびっくり。というわけで月いちペースくらいで続けていこうと思います。エッセイ書くのは結構トレーニングになるわ。もうちょっと本を読んだほうがいい気がしてきた(気づくの遅すぎる)
http://one-tongue.net/2018/03/02/3501/

■ヘルペス性角膜炎
最近告知できる記事がほとんどないのは、2月にヘルペス性角膜炎になって11日間現場仕事をお休みしていたからです。ご迷惑をおかけした方々大変申し訳ございません。ウイルスが死滅することはないので、完治できない病気なのですが、極力ストレスをためず、疲れをためないことが予防策だそうです。自分の身体は自分で守るしかないので、努めていきたいと思います。

■今月末から来月にかけて
とにかくいっぱいお仕事していててんてこ舞いなので、今月末から来月にかけてたくさんいろんな媒体さんへの記事掲載のお知らせできると思います! 1本1本心を込めて書いています。お時間の許す限り、是非お読みくださいませ!

■ワンタンマガジン
こちらも今月中にインタビュー記事を1本アップ! そしてディスクレビューも書けたらなと思っております。いま水面下で進めている企画もいくつかありますので、ぜひこれからもチェックしていただけるとうれしいです。仲間に入りたいひとはいつでも声かけてください。人手不足が深刻です。連載してくれるアーティストさんもお待ちしております。TwitterやFacebookページのいいね!もよろしくお願いいたします! 求めてばっかり! ごめんなさい!!
https://www.facebook.com/onetonguemagazine/
https://twitter.com/one_tongue

年度末のお忙しいところ恐縮ですが、いろいろチェックしていただけたらうれしいです〜〜。皆様いつもありがとうございます。皆様のおかげでがんばれます。これからも(ヘルペス性角膜炎にならない程度に)がんばります! 今後ともどうぞよろしくお願いいたします!
【2018.03.10 Saturday 15:48】 author : sayako oki
| 閑話/寫眞/取材記 | - | - |
2018年2月分お仕事リスト
いろんな編集者さま、アーティストさま、演者さまとお仕事させていただけたらうれしいです。ご連絡お待ちしております。
連絡先:s_o_518(アットマーク)yahoo.co.jp

◆ねごとオフィシャル案件
【ライヴレポート】
ねごとTOUR 2018 SOAK 2018.2.9 LIQUIDROOM ebisu
OKMusic
エキサイトミュージック
WWSチャンネル
DE COLUM
ROCK LYRIC
LiveFans
music.jp

◆BARKS
【特集記事】
三浦大知の歌の魅力。「歌とダンスが相思相愛になるのが理想」

◆PAPER DI:GA Vol.268(2/1 発行)
【インタヴュー】
・GOOD ON THE REEL インタビュー
・The 3 minutes インタヴュー

◆DI:GA online
【インタヴュー】
“純情/妄想ミクスチャー・シンセポップロックバンド”、The 3 minutes、3月25日 東京初ワンマンに挑戦!全員を巻き込む全力ライブを仕掛ける!
【コラム】
ORESAMA ぽん、小島英也の愛用品は?ストレス軽減!人型のスクイーズ、制作に必須な養命酒
GOOD ON THE REEL・千野隆尋(Vo)&伊丸岡亮太(Gt)が初めて立ったステージは?
The 3 minutesが語る、地元愛知県での思い出

◆ニジ★スタ
【ライヴレポート】
Uncle Bomb(浪川大輔、吉野裕行)はいくつになっても汗をかいて全力でエンタメを――『Uncle Bomb 3rd EVENT “3チャンネル”』レポート
10年の歴史が生む一体感と多幸感――『おれパラ2017』(23日公演)レポート!
10年に相応しい最高のクリスマスプレゼント――『おれパラ2017』(24日公演)レポート
【イヴェントレポート】
“O型新人”の新入社員、上村祐翔&保住有哉が登場!――Kiramuneカンパニー#22 収録レポート

◆Skream! 2018年2月号(2/1発行)
【インタヴュー&ディスクレヴュー】
ゲスの極み乙女。『戦ってしまうよ』
a flood of circle『a flood of circle』
The Floor『ターミナル』
【インタヴュー】
Anger Jully The Sun『Afterglow.』
【特集】
SpecialThanks『HEART LIGHT』
【ライヴレポート】
CIVILIAN@LIQUIDROOM ebisu
【連載コラム】
・アブストラクト マイライフ vol.55
HOWL BE QUIETとWOMCADOLEの2018年1月のライヴについて

◆skream.jp
【インタヴュー&ディスクレヴュー】
SpecialThanks『HEART LIGHT』
【ライヴレポート】
ゲスの極み乙女。@新木場STUDIO COAST

◆ONE TONGUE MAGAZINE
【インタヴュー】
メロディアスでファンタジックな“毒”ロック――名古屋の男女混合バンド・カヨを徹底解剖
【2018.03.01 Thursday 23:56】 author : sayako oki
| 月別お仕事一覧 | - | - |
影響
みなさん、受けてますか? 影響。

人間は影響を受ける生き物だと思いますが、その影響というのはいろいろありますよね。わたしもライターを始めて今年の5月で8年になるものでして、ありがたいことに若いライター志望さんから「沖さんみたいな文章を書きたくて」とおっしゃっていただいたりするんです。うれしいなあと思うと同時に、わたしなんかに影響を受けてほしくないなあ、と思います。

わたしは「この人みたいな文章を書きたい」と影響を受けた同業者さんがいません(※駆け出しのころにアドバイスをされたことは抜きにします)。「こういう立ち位置のライターさんになりたいな」と思ったことはあるし、定期購読していた雑誌もあったんですけどね。なんでなのかなあ、と考えたとき、理由がふたつありました。

まず、わたしは文章を読むのが好きな人間じゃなくて、書きたがりだったのです。ちょっと雑誌とか読んでみると、熟読&読了する前に「あ、わたしもこういう感じのこと書きたい!!」と思って雑誌を置いて、自分なりのレヴューとかを書いちゃったりして。読むより書くことのほうが何十倍も何百倍も好きなんです。

もうひとつは、文章を読んでいて「わあ! わたしもこういう文章が書けるようになりたい!!」とうらやましくなっちゃう人たちはみんな小説家とミュージシャンでした。だからわたしがライターを志したのは、ART-SCHOOLの木下理樹さんの旧・狂人日記がきっかけだったんです。「こんなふうに繊細で色気がある言葉で音楽を表現したい……!」と思いました。

面白い文章を書くミュージシャン多いですもんね。アルカラの稲村さんとか、People In The Boxの波多野さん、モーモールルギャバンのゲイリー・ビッチェさん、sleepy.abの成山 剛さん……挙げていくとキリがないですけど、ミュージシャンのブログには影響を受けているかも。リズムがいいんですよね。あとは無駄がなくて俗っぽくならない表現をする人が好きなので、純文学が好きです。新聞の文章も結構好き。理由はかっこいいから(低偏差値コメント)。

同業者さんの文章を読むと病むので笑、精神衛生をキープするためにあまり読んでいません。「そういうところがだめなんだ!」と言われることもたくさんあるし、自分自身もそう思うけど……。病んじゃうんだもの。もう仕方ないですよね。病んだら元も子もないから。

でも、影響って、全然違うところから受けたほうが突飛で面白いものが生まれるんじゃないかな。3ピースバンドがオーケストラにインスパイア受けてもいいと思うし。小説に価値観変えられて、その結果に音楽が生まれるとか、とても素敵なことだと思います。わたしは冨樫義弘作品にめっちゃ影響を受けているので、幽遊白書みたいな文章を書きたいです。目指せ! ライター界の幽遊白書!!!! ジャンプ育ちらしく、夢はでっかく!!!!!
【2018.02.25 Sunday 23:41】 author : sayako oki
| 閑話/寫眞/取材記 | - | - |
ただより高いものはない
ワンタンマガジンは取材するお相手からお金をいただいていません。

金銭の授受がないということは、対等な関係と言うことです。だからわたしもいい記事を作るために結構自分の意見を強めに言います。でもこちらのやりたいようにしたいわけではなく、お互い意見を出し合って一緒にいい記事を作りたいと思っています。

だから、「まあ無料だし」だけのテンションで来られちゃうと結構しょんぼりしちゃう。お金は発生してないし、わたしも利益は求めてないけれど、普段わたしがお金を稼いで生活をしている技術を無料で使っているということはわかってもらいたい……と思ってしまうのです。当たり前ですが、ワンタンマガジンの取材を入れていたら、その時間にわたしはほかの仕事を受けられません。わたしの時間を使っているということもわかってほしいのです。少ない金額or大したものではありませんが、カメラマンさんにもお礼はお渡ししています。

ワンタンマガジンというメディア自体に拡散力はないかもしれません。でもわたしはライターだけで生活しています。アルバイトもしていない、書くことだけで生活しています。そのプライドはあります。べつに見返りを求めているわけではないけれど、それを「まあ無料だし」のテンションでやられちゃったり、「全部こっちのスケジュールに合わせてくれなきゃ困ります」みたいな姿勢で来られちゃったり、歩み寄りがないと、やっぱりしんどいです。

わたしは商業メディアでできないことをやりたくて、面白いこと、たのしいことをしたくてワンタンマガジンを始めたんだけど、それらの理由でたまにたのしくなくなっちゃうことがある。……という愚痴っぽいブログになっちゃいました。すみません。

愚痴らせてもらったぶん、明日からすっきりした気分で仕事しよう。そんでもって人間力上げていこう! やっぱ人間力高い人はかっこいいもんね。自分がかっこいいと思う人になりたいなあと思います。日々しょーじん!
【2018.02.18 Sunday 02:34】 author : sayako oki
| 閑話/寫眞/取材記 | - | - |
財布と生活


2007年。専門入学直前に1万円の白い革財布(銀のドット入り)を買ったら、使い始めて3ヶ月くらいで銀が変色し、白い部分も汚れてきた。「白い財布はあかんし、中途半端な安物もあかんわ」と思った23歳のわたしは、その年の夏にヴィヴィアンの財布を長財布を買った。本当はもっと気に入ったデザインがあったのだが、23100円が限界だったし、それも予算オーヴァーだった。

わたしは音楽媒体で働くことを目標に専門学校に入学した。当時は伊豆高原に住んでいて、そこから西新宿のはずれの学校まで新幹線も使って片道3時間かけて通っていた。田舎に住んでいたからどこに行くにも財布が必要で、定期入れを落としたことがきっかけでPASMOも財布に入れることにした。財布にはバファリンもお守りも絆創膏も入れてある。無意識のうちに「財布がひとつあればどこへ行くにも安心」という状況を作っていた。

だがその財布、2017年の春ごろからファスナーの布の部分が破れてきたり、閉まりも悪くなり、本革の部分はめくれてきたりと、ガタがきはじめた。それからというもの、新しい財布を探すためこまめに丸井と伊勢丹を覗くようになった。だがいつ見てもどの財布もどうもピンと来ない。めちゃくちゃ魅力的なものがふたつあったが、それぞれ12万円と8万円だった。貧乏人には無理無理。それならいいイヤホン買うわ。

そんなこんだで10ヶ月ほど経ち、今年の1月中旬にファスナーの一部分が壊れ、1月30日にはとうとう完全に現金入れのファスナーがすべて閉まらなくなってしまった。というわけで次の日、丸1日かけて新しい財布を探した。丸井伊勢丹西武京王小田急といった百貨店やアウトレットを見て、グッチコーチプラダバーバリーアナスイサマンサタバサなどなど本当にいろんなところの財布を物色し、最終的に結局またヴィヴィアンに落ち着いた。

家に帰り、壊れた財布から新しい財布に中身を移す。ひと通り移し終えて、ふと10年半使い続けた財布に目をやる。その財布を使っていた10年半のことが鮮明にいろいろと思い起こされた。専門学校時代の同期の顔も、いまは疎遠になってしまったあの人たちの顔も、旅行に行ったときのことも、待ちに待ったCDを買うときにこの財布からお金を取り出したときのことも、楽しかった飲み会のことも、本当にいろんなことが蘇ってきた。

中身がなくなって薄くなった財布は、なんだか急に生気がなくなってしまったようで、これまでよりもボロボロ具合も汚れも際立って見えた。職務を全うし満身創痍で現役引退するという事実は、がむしゃらに夢を追いかけ続けた専門学校〜若手ライター時代の青春の終わりを告げられたような感覚にもなった。(でも専門学校生時代に買ったiPod classicがまだ現役だけど!)

この財布と生活をともにした10年半という時間は、自分の人生のなかでも非常に濃く特別な時間だった。これからの日々もそう思えるものにしたい。まずはこの新しい財布のクレジット一括払うミッションというエピソードゼロを乗り越えてからですかね。
【2018.02.01 Thursday 14:51】 author : sayako oki
| 閑話/寫眞/取材記 | - | - |
2018年1月分お仕事リスト
◆PAPER DI:GA Vol.267(1/1 発行)
【インタヴュー】
・ORESAMA インタビュー

◆DI:GA online
【インタヴュー】
ORESAMA、再メジャー・デビューの2017年を軽やかに走り抜けた先で魅せる、進化系のライブ!
GOOD ON THE REEL セルフプロデュースによるミニアルバム『光にまみれて』リリース記念!千野隆尋(Vo)&伊丸岡亮太(Gt)に訊いた、最新作のこと、全国ツアーについて
【ライヴレポート】
Shout it Out ワンマンライブ「GOODBYE MY TEENS」東京公演をライブレポート!
【コラム】
ORESAMAが初めて行ったライブは?表現者のかっこよさに気づいたPerfume、憧れのBUMP OF CHICKEN!
GOOD ON THE REEL・千野隆尋(Vo)&伊丸岡亮太(Gt)が初めて行ったライブは?

◆ニジ★スタ
【イヴェントレポート】
新入社員の千葉翔也、堀江 瞬、吉永拓斗が登場!ーKiramuneカンパニー#21 収録レポート

◆Skream! 2018年1月号(1/5発行)
【インタヴュー&ディスクレヴュー】
ヤバイTシャツ屋さん『Galaxy of the Tank-top』
Brian the Sun『the Sun』
PENGUIN RESEARCH『近日公開第二章』
KAKASHI『ONE BY ONE』
【ライヴレポート】
Permanent Vol.4@下北沢LIVEHOLIC
(act:ゆるふわリムーブ、ユアネス、神はサイコロを振らない、LINE wanna be Anchors)
【ディスクレヴュー】
The Floor『ターミナル』
ゲスの極み乙女。『戦ってしまうよ』
【特集】
年間ベストチャート2017
(アルバム10枚、ニューカマー、ライヴ、MV、ジャケット、総評)
【連載コラム】
・アブストラクト マイライフ vol.54
The Floorメジャーデビューによせて

◆skream.jp
【インタヴュー&ディスクレヴュー】
ゲスの極み乙女。『戦ってしまうよ』
【ライヴレポート】
CIVILIAN@LIQUIDROOM ebisu

◆ONE TONGUE MAGAZINE
【インタヴュー】
ザ・スロットル、自らレッテルを剥がした第2フェーズの“NEW侍ロックンロール”(前編)
ザ・スロットル、自らレッテルを剥がした第2フェーズの“NEW侍ロックンロール”(後編)
【2018.02.01 Thursday 13:35】 author : sayako oki
| 月別お仕事一覧 | - | - |
熱いわりにドライ
完全に自分の話なので、読まなくて全然オッケーのブログです。言葉にして発信しないと心情が整理できない&前に進めないという厄介な性分でして。。

親しい人から「他人に興味がないでしょ」、家族みたいな存在で大好きだった友達からは「人を好きになったことある?」と言われるほど散々なわたくし。言われた当時は反論したけど、いま落ち着いて考えてみると半分当たりで、半分違うかなあと思います。

そのへんの性質はライターのスタンスにも反映されていて、わたしのアーティストに対する「好き」という気持ちは、超上から目線みたいだけど「評価する箇所がある」と「尊敬できる」という気持ちとイコールです。だからたまに「誰推しなんですか?」とか「メンバーの中で○○が好きなの?」とか「○○くんのこういうとこ超かわいいですよね」とか言われると「え????????」と思ってしまうのです。わたしの推しは安住アナと大倉忠義だけだし(10代のときから好き&ふたりともいまも仕事に関係ないので)、それでもそんなに熱心に出演番組チェックしているわけでもないし、最近は関ジャニ∞も箱推しになってきました。

こういうこと言うと、ドライだね〜つまんないやつだね〜可愛くないね〜と言われたりするのですが。もちろん人として友好関係を築けることは超幸せだし、関わっている方々全員ごはんや飲みに行こうと言われれば喜んで行きます。仲良くなるのは大歓迎だし超うれしいけど、虎視眈々と「仲良くなりたい」と狙っている要素は皆無なのです。仕事に必死でそんなこと考える余裕ないです。アーティストに限らず関係者さんもそうだし、これまでの学生生活やアルバイト先でも同じような感じ。アルバイト先の人とは友達にすらなれない(友達になっちゃうとバイト先でどういう振る舞いをすればいいかわからない)くらいだったから、だいぶ緩和したと思います。

たまに「立場を利用して近づこうとしてる」みたいに言われたりして、もう勘弁してくれよ!という気持ち。30過ぎてからだいぶなくなったけど、いまでもたまに言われるので落ち込む。年齢とか関係なく、わたしはそのアーティストの魅力をひとりでも多くの人に伝えたいだけなのです。わたしが「いい」とか「好き」と発信するだけで興味を持ってくれる人も(少ないとはいえ)いらっしゃるので、それなら発信していきたいし。なにより単純に、お世話になっている人たちの力にはなりたいですよね。自分のできるだけの力を注ぎたいし。

私生活と仕事は分けたいタイプなのですが、友達から「沖ちゃんの場合はそれも全部仕事のため……というか書くためだよね」と言われたことがあります。私生活を充実させるのは仕事で得られない刺激を得て、それを書くことに還元するためだと。いろんな人と話したいと思うのもそうだろうと。あー、確かにそれはあるかもしれないなあ、と思ったけど、わたしほんと人を利用している非情な人間な感じがしますよね。もちろんその人を大事にしていることには変わりないんだけど、生活の主軸が書くことなのは間違いないから。

ということもあって「他人に興味がない」や「人を好きになったことあるの?」と言われたことにも、時間が経ってちょっと納得してしまったのです。他人に興味がないことはないし、人を好きになったこともありますけどね!

いいと思ったアーティストは全力でいい部分を評価して微力ながら広めていきたいし、文章を通して読者さんとコミュニケーションしていきたいし、自分の文章や取材でアーティストさんに刺激を与えられたらうれしい(印象に残らないのがいちばん無意味だと思うから、ケンカしたいわけではないけど怒らせてしまうのもある意味アリだと思っている。嫌われるの怖がっていたらいいものも書けないし、いい取材もできないというのが持論です)。どんなに好きなアーティストにも最低1枚はピンとこないアルバムがあるのは当然だと思っているし、アーティストをリスペクトしているぶん、リスナーとしてのプライドも持っていきたいなと思うわけです。

というわけで今日も原稿を書きます。
【2018.01.05 Friday 14:22】 author : sayako oki
| 閑話/寫眞/取材記 | - | - |
 
著者近況
▼ようこそいらっしゃいました! こちらはフリーランス音楽ライター沖さやこによる個人ブログです。熱量を大事にしながら、嘘をつかずに文章を綴っています▼「本音で語る音楽人」をテーマに掲げた音楽系ウェブマガジン「ONE TONGUE MAGAZINE(ワンタンマガジン)」を運営しています。自主制作なのでお金は絡んでません▼書くお仕事頂けたらとても嬉しいです。詳細はプロフィールをご覧くださいませ

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